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新卒×中途 対談
染料、顔料をはじめ、あらゆる産業の中間原料を扱っている機能化学品事業部。
その東京⽀店で営業職として働くY.Mさんと営業サポートのM.Sさんに、
仕事内容や社⾵、これからの⽬標などをテーマにした対談を⾏いました。
学⽣時代は化学を専⾨として学んでいました。無機化学系の研究室に⼊り、卒論に取り組んでいる間は毎⽇のように⼤学に通ったことを覚えています。休みの期間中も泊まり込みでずっと実験を続けていましたね。就職するにあたって、化学系のメーカーよりも化学系の商社で働いたほうが、いろいろな種類の商品を扱う機会が多く、幅広い経験ができるのではないかと思い当社を選びました。
前職からモノづくりに携わるような仕事をしていたのですが、転職する際も何らかの形でモノづくりにはかかわりたいと思っていました。そこで当社に出会ったのですが、調べてみると360年以上の伝統があるということで、そうした⻑い歴史を持つ会社で⾃分も⼀助になれればと⼊社を決意しました。⼊社当初は営業としてお客様に携わっていました。⼊社3年半後に営業サポートという仕事を担当し、現在に⾄っています。
機能化学品を扱っている事業部ですが、⼀⼝に機能化学品と⾔っても、いろいろな製品があります。今いちばん多く取り扱っているのは、インキ関係の材料です。具体的には、染料や顔料、それらを希釈する溶剤といった材料になります。
私は営業職として、得意先のお客様に訪問して打ち合わせをし、商品をつくっている仕⼊れ先となるメーカーさんから仕⼊れ、在庫を管理・確認しながらお客様に販売するといった仕事を⽇々⾏っています。
私⾃⾝の仕事内容は、毎⽉の売上実績の分析や、メーカーさんに提出する資料の取りまとめなどが主です。例えば、毎⽉ルーティンで出荷している製品がありますが、その製品が突出して売上が上がった、あるいは出荷が⽌まっているといったことがあると、その状況を客観的に⾒て、なぜそういう状況になっているのかをお客様にヒアリングするための資料をまとめる、といった業務をしています。
営業としては、さまざまなデータを分析できるようにとりまとめていただいているので、かなり助かっています。仕事中はほぼ現場に出ていますから、⼀⼈では資料づくりまで⼿が回らないことが多い。付き合いの⻑いお客様が多いのですが、そのお客様に対して⻑期的にきめ細かく対応するためには、そうした資料の裏づけが⽋かせません。
現状を当たり前とは思わないことです。コロナ禍を経験して、今まで当たり前だったものが当たり前じゃない世の中になりましたから、現状維持ではいけない。例えば私の場合、営業をより⼿厚くサポートするために今の資料をもっと活⽤できる形にしなければ、ということは常に意識しています。なかなか難しいのですが。
お客様にもそのお客様が存在しているように、⼀つの仕事にはいろいろな⼈が関わっています。取引先でお会いする担当の⽅も社内での⽴場があり、そうした事情を考慮して、どうしたら担当の⽅が動きやすくなるか、といったようなことは常に考えて⾏動していますね。
ストレスなく働ける環境です。中途⼊社してしばらく経ちますが、最近は中途で⼊ってくる⼈も増え、新卒組と中途組というような変な垣根もありません。年齢や性別にとらわれず、ざっくばらんにコミュニケーションできる雰囲気がありますね。もちろん、いつも和気あいあいというわけではなく、とことん仕事をするときもあります。そのへんのメリハリが効いているので、ワークライフバランスがとりやすい職場ではないでしょうか。
ひとつの⽬的があったらワンチームで向かっていくというところがありますね。お客さんの要望に応えるために他部署とも連携してひとつのプロジェクトに取り組むこともあります。全体的には、とても働きやすい環境だと思っています。
⼟⽇は決まって住まいのある茅ヶ崎から江ノ島までランニングしています。⾳楽を聴きながらいい汗を流すと、「よーし、明⽇からまた仕事を頑張るぞ」という気⼒が湧いてきます。
オフの⽇は⼦供と接するのがいちばんの楽しみですね。⼀緒に散歩に出かけるなどしています。
私は営業なので、何より売上を伸ばすことが使命だと思っています。コロナ禍で世の中が⼤きく変わり、営業形態やお客様から求められる内容も変わってきています。そんな中で需要を確実にキャッチして売上を伸ばすことに貢献したい。具体的には、環境負荷低減対応やCO2削減といった需要がかなり⼤きくなっているので、そのあたりに注⼒していきたいと思っています。
⼯薬事業や染料事業などが統合して機能化学品事業部が発足しましたが、ただ2つの事業がくっつくだけでは意味がありません。当然、統合によるシナジーが求められると思うので、それにどう応えるか。営業サポートという側⾯では、⼈数も増えますし、染料事業で取り扱っている製品の売上分析も⼿がけるとなると、今やっていることより何段階か上のレベルが必要だと考えています。少しでも新事業が成⻑できるよう、⾃分も⼀緒に成⻑していかなきゃいけないなと思っています。
まだ新事業がどのような形になるのかわからないので、不安もありつつ期待でワクワクしています。統合によって、これまで提案する機会のなかったお客様に提案できるようになるかもしれないし、新しい取り組みも始まるでしょう。やってみないとわかりませんが、そこは楽しみではありますね。
仕事は⼈と⼈との関係に尽きるかなと思っています。機能化学品事業部には、いろいろな年齢層やキャリアの社員がいて、そうした多様なバックグラウンドを持つ⼈々がアットホームに、ざっくばらんにコミュニケーションしながら働ける環境があります。不安に思わずに来てほしいなと思います。
当社の特徴として、やりたいことがあればやらせてもらえる⾃由度があるんじゃないかなと思いますね。失敗しようが成功しようが⾃分が企画したことはどんどんやってくださいと⾔われる。チャレンジングな⼈ほど働きがいのある会社だと思います。
